梅雨入りしましたね・・☂
はっきりしない空模様、こんな日には何をしよう・・
気になっていた本や映画を見るのも素敵な時間の過ごし方。
眩しい太陽の夏日まで 少し お家で独り遊び ♡
今日は 毎回、好評の歳時記 7〜9月のしつらえのお話です。
今回のお菓子は《水無月》、小さ目に切ったお菓子を涼し気な銀の器に盛って・・
お抹茶を頂きながら 宗平先生の楽しいお話が始まります。
《7月のしつらえ》
《掛物》
銀河落九天
(ぎんが きゅうてんより おつる)
筆は 吉田 尭文(ぎょうぶん)
白紙の賛は よくある趣向
銀河が滝のように落ちて来る・・
このような涼し気な歌には
何も書いていない方が美しく
その空間から風情を感じて!
あえて真っ白にした行間から
清々しい滝の音が聞こえてくるよう・・
花入れは 竹《苔衣》玄々斎好み
このような花入れの場合、箱書きが とっても重要・・と宗平先生。
お花は《十薬》、ドクダミのことなんですけれども
お茶の席では ドクダミと呼んでは イケないとか。
その名が ふさわしくないそうですけれど 十薬と呼べば 大丈夫。
《8月のしつらえ》
《花入れ》は 籠
るそんのような
粗く ざっくりとした
感じが良く合います。
籠の時には
板は絶対に
敷かないことがお約束
ニッコウキスゲ
シモツケソウ
ホタルブクロ
オカトラノオ
今日は6月9日の為
夏のお花が手に入らず
この時期のお花と
なっています・・
《掛物》
うきくさや 今朝は あちらのきしにさく
うきくさ ⇨ 人
あちらのきし ⇨ 彼岸
お彼岸お彼岸していないけれど
彼岸のカンジもある・・
名句中の名句だそうです。
筆は 麦林 乙由
表具も とっても洒落ています。
《9月のしつらえ》
《花入れ》は
唐物(砂張)
格の高い真の花入れ
それ相応の花を・・
シュウメイギクが
良く合うかなと
宗平先生。
今日は手に入らないから
菖蒲にしてみましたと。
格の高い花器の時には
板を敷きます。
今日は黒矢筈を・・
《掛物》
表装は 宗平先生のおじ様によるもの 美しい縫い取りの生地を使った素敵な趣向。
和漢朗詠集から 筆は 宗尊親王、上代様(初めの頃の仮名)
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
楽しい講義の後は お楽しみ、お食事の時間 🍴
今日は 初夏にぴったりのメニューを皆様にお楽しみ頂きました。
オードブルは《パリの黄昏》
鶏ミンチで取ったコンソメをジュレ仕立てにし
じゃがいものクリームスープをのせた定番のメニュー。
牛ミンチでコンソメを取ることが多いのですが鶏にすると さっぱり風味!
メインは みんな大好き《カニコロッケ》
たっぷりのカニに 茹で卵も加えて ボリュームアップ。
岡本先生の自慢の1品でもあります (*^^)v
デザートは《レモンのロールケーキ》
ふんわり焼き上げた生地に すっぱぁ〜いレモンクリームをたっぷり 🌀
甘めのホイップクリームを塗って仕上げてあります。
爽やかな風味が これからの季節には嬉しいデザート。
しつらえのお話も お食事中の雑談も 宗平先生のお話は楽しくって
皆様、笑い声が絶えません ♡ あっという間に時間は流れていきます・・
お茶の道を究める方も 少し興味を持ち始めた方も 参加した皆様が
本当に お勉強になる講習会《歳時記》
次回は 10月13日(金)開催予定です。
どうぞ 1度、覗いてみて下さいませね! 卒業生の方もお気軽にお申込み下さい。
皆様の御参加をお待ち申し上げております <(_ _)>