2013.09.30 (月)
9月の応用科
秋の味覚が店先を飾り まずは お腹から秋を満喫。
足早にやってきた秋は、瞬く間に過ぎていくから 急がないと・・・
今日は、9月の応用科を御紹介
花器に使ったのはラフレソワールと呼ばれるもの
18世紀フランス、まだグラスが多様化していなかった頃、
食事の際、ワインが飲みたい人が給仕を呼びワインを注いでもらい
飲み干した後、またこの器にグラスを戻していました。
グラスを洗うのと冷やすのを兼ねていた器です。
オードブルは、野菜のポタージュ
じゃがいも・玉葱・トマト・青菜など野菜なら何でもOK(大根は合わないかな)
大きく乱切りにして お水と共に煮込み ミキサーにかけるだけです。
牛乳と生クリームを加えて仕上げます。
人参・ズッキーニ・セロリを千切りにして炒め 浮き身にしました。
野菜が苦手な人にも これなら大丈夫。本当にお野菜たっぷり!!が嬉しい一品。
温かくても 冷たくしても美味しいスープです(沢山作って冷凍可能のスグレモノ)。
お野菜をザクザク切って
煮込むだけですよ。
メインは ローストポーク シャリキュティエールソース
フランスj人なら誰でも知っているという程のシャルキュティエールソース
いろんなレシピがありますが本来は、もっと水分が多いソースで お肉を煮込みます。
今回は、ココット流にアレンジ。ソースの仕上げに粒マスタードとコルニッションを加えます。
酸味の効いたソースが豚肉に良く合います。
付け合せには、簡単にできるピラフを添えて・・・
少し見づらいですが豚肉に切れ目を入れ
にんにくを刺し込んであります。
お肉ににんにくの香りが染み込み
とても美味しくなります。
焼き上がった豚肉はアルミホイルで
包んで保温。すぐ切り分けると
美味しい肉汁が流れ出てしまいます。
いつもは、エシャロットを
使いますが今日は玉葱を使用。
玉葱とヴィネガー・ワインを
煮詰める時は この位
しっかりと水分を飛ばします。
デザートは、タピオカジェリー
タピオカをぶどうジュースで煮ます(オレンジジュースでもOK)
とろんとトロミのついたジェリーは、どこか葛湯にも似ています。
アーモンドエッセンスの効いたミルクソースで頂きます・
フランスの懐かしいおやつ、ゴーフルも作りました。
サフ入りの生地は、外はカリッと 中は しっとり。
ベーキングパウダーと使えば、ワフッルになります。
バターミルクパンケーキも御紹介
バターミルクパンケーキには、、本来バターミルク(バターを取った後のミルク)を
使いますが、なかなか手に入らないので 手軽にヨーグルトを使用。
しっとりとした仕上がりになります。お家ならではの味です。
強力粉を少し加えれば、より一層ふんわりします。
巷では、パンケーキが流行ってますね。
何時間も行列しなくとも手軽に美味しく お家でできますよ。
深まる秋のひとときに、どうぞ作ってみてくださいね。
酷暑で疲れきったカラダに 美味しいお手当てをして 元気いっぱいになりましょう。
もうすぐ やってくる冬に備えて・・・
投稿情報: 16:03